プラノバールではなくノルレボがアフターピルとして選ばれる理由

現在、アフターピルとして主流となっているのはノルレボ錠です。ただ、全てがノルレボと言う訳でもなく、プラノバールという薬もあることを知っていますか。そして、この2つでは飲み方も違うので、間違ってしまっては効果が発揮されないどころか、副作用を強めてしまうことにもなりかねません。

何故、プラノバールとノルレボに分かれているのでしょうか。また、もしどちらかが後に作られたものであれば、もともとあったものは無くならずに今でも残ったままなのでしょうか。

もともとプラノバールが避妊薬として使われていた

1つの花
ノルレボが主流となる前は、プラノバールが避妊薬として広く使われていました。しかし、本来プラノバールは避妊薬として使うものでは無く、生理不順の改善や不妊治療などで使われている中用量ピルです。

この中用量ピルを避妊薬として使う為には、2回に分けて飲む必要があります。性行為後72時間が経つ前に1回目を飲み、その12時間が経った後に2回目を飲みます。

こうすることでホルモンバランスを乱して、人工的に生理を引き起こすことができるのです。
そして、低用量ピルより女性ホルモンの用量を多く含んでいるので、副作用も低用量ピルに比べると強くあらわれやすくなります。

エストロゲンが副作用を起こしやすくしている

そもそも避妊をするためには、ホルモンバランスを乱す必要があるので体調に変化も起きやすくなります。しかし、少しでも副作用が軽くできれば利用する側としては嬉しいものです。

その副作用にエストロゲンが深く関わっています。実は女性ホルモンの1つであるエストロゲンが血管の収縮をしていて、もう1つのプロゲステロンが拡張の働きをしていることが分かっています。

中用量ピルであるプラノバールの服用によって、エストロゲンとプロゲステロンのバランスのとれた関係性が崩れます。そして、エストロゲンが優位になった時に血管の拡張作用が働くことから強い頭痛を感じやすくなります。

また、エストロゲンの濃度が体内で高まってしまうと嘔吐中枢を刺激することにもつながります。
プラノバールを飲むことで、プロゲステロンとともにエストロゲンも高濃度で体内に吸収されるので吐き気や嘔吐を起こしやすい状態になってしまうのです。

副作用があまりないように改良されたノルレボ

改良している女性
こうした副作用を減らし、避妊に特化して作られた薬がノルレボです。避妊、つまり受精卵の着床を防ぐには、排卵前には排卵抑制効果・排卵後には受精卵の子宮内膜への着床阻害効果が必要となります。

その点から、生理を引き起こすことに深く関係があるプロゲステロンと同じ働きをするレボノルゲストレルを高濃度で含んだノルレボがアフターピル(緊急避妊薬)として広く流通するようになったのです。

プラノバールとは違い、エストロゲンとプロゲステロンでは無く、プロゲステロンを有効成分としたものがノルレボです。そのため、性交渉後72時間が経つ前に飲むだけで効果も発揮する上にもかかわらず、副作用も抑えられています。

ホルモン剤としてのプラノバールとアフターピルのノルレボ

始めはプラノバールが避妊薬と使われていて、後にノルレボがアフターピルとして出来ました。しかし、プラノバールは不妊や重い生理痛などの治療のためのホルモン剤として使われている中用量ピルなので、無くなることはありません。

そして、ノルレボは手間も副作用も改良されたアフターピルなので、ノルレボとプラノバールでは全く違う薬で、ただプラノバールには緊急的に使える方法もあって、それが避妊薬の効果を持つことを知っておきましょう。

その為、産婦人科などの病院でもプラノバールとノルレボのどちらも用意があったりします。そして、処方するべき人の体質や希望に合った方の薬を医師が選んでくれるのです。

アフターピルとしてノルレボが選ばれる理由

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従来避妊薬として使われていたプラノバールの2回に分けた服用は、2回目の飲み忘れなどが起きてしまって避妊に失敗する人も少なくありませんでした。さらには、2回服用する必要があるので、副作用が強くあらわれたり長時間症状が続いてしまうこともありました。

しかし、ノルレボは必要になった時に1回飲むだけで良い上に、これまでのプラノバールよりも副作用は軽く済むので女性にとっては嬉しいことです。

また、最近ではサイトを利用して個人輸入代行通販でアフターピルを買うことができます。そうした場面でも飲み忘れや強い副作用が無くすように、ノルレボのジェネリック医薬品を選ぶ人も少なくありません。

ノルレボが体質に合わずにプラノバールを飲む人や、重い生理痛の為に普段から中用量ピルを治療の為に飲んでいて急遽ピルでの避妊が必要になった時だけプラノバールを緊急的に飲む人もいるでしょう。
効果や副作用の感じ方にも個人差はあるので、自分に合ったものを見つけることが大事です。

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