ピルの副作用を比較 ~アフターピル・低用量ピル・生理日をずらすピル~

避妊や生理痛の改善、生理予定日をずらしたい・・etc。
ピルは、さまざまな目的に合わせて選択し活用することができます。

とはいえ、「ピルを飲んだらひどい副作用が出そう・・・」というイメージを持っている女性もいるのではないでしょうか。
ピルはホルモンバランスに作用するので、つわりに似た副作用が現れやすくなります。
症状の現れ方や度合いに個人差はありますが、どんな副作用があるのか知っておくだけでピルに対する不安は軽くなりますよね。

ここでは、緊急避妊薬であるアフターピルと低用量ピル、生理日をずらすためのピルを服用した際の副作用についてお伝えします。

考えている女性

アフターピル の副作用

アフターピルはホルモンバランスを急激に乱すことで排卵を抑制し、子宮内膜をはがすという作用があります。
受精しないようにする・受精卵を着床させないようにするという働きによって妊娠を防いでくれますが、ホルモンの含有量が多いため副作用が出やすいことは否めません。

主な症状には、
・吐き気、嘔吐
・頭痛
・倦怠感、疲労感
・むくみ
などがあります。

とくに、吐き気の症状は使用するアフターピルの種類によって現れ方は異なります。
ノルレボ錠でおよそ20%、プラノバール錠では50%の人が吐き気を感じており、実際に嘔吐してしまうケースも。
ピルの成分が身体に吸収されていなければ避妊効果は期待できないので、服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合には再度服用する必要があります。

低用量ピルの副作用

避妊や重い生理痛の改善、生理周期を安定させるために用いられるのが低用量ピル。
毎日服用するもので、黄体ホルモンの分泌量を増やす働きがあります。
黄体ホルモンは女性ホルモンのひとつで通常なら排卵後に分泌が促進されますが、ピルを服用することで脳が排卵済みと判断。
排卵を抑制することで、妊娠しないコンディションを作ります。

ホルモンの用量は少ないですが毎日飲み続けるので、副作用は数週間~数ヵ月にわたって続く場合も。
吐き気や嘔吐、頭痛のほか、乳房のハリ、体重の増加、性欲増進などが起こりやすくなります。
これらの症状は時間が経てば和らいでいくものですが、副作用がつらい・数ヶ月経っても治まらないという場合には、ピルを変えることも検討してみましょう。

もちろん副作用ばかりではなく、日常的に服用することでホルモンバランスを一定に保てるので、PMS(月経前症候群)の症状が和らぐというメリットもあります。

ピルで生理予定日を変更したら

旅行や試験など、大切なイベントと生理予定日がかぶっている・・・。
そんなときにはピルの服用で予定日をずらすことが可能です。

使うのは、アフターピルとしても活用されているプラノバール錠。
予定より早く整理を起こしたいというときには、生理初日を1日目として5日目から服用スタート。7~10日間飲み続け、次の生理が来てほしい日の3~5日前に服用を終えておきます。
また、遅く生理が来てほしいときには、もとの予定日の5~7日前から飲み始めます。生理が起こっても大丈夫という日まで飲み続け、服用をストップしたら数日後に生理が起こります。

生理予定日を変更できるというのは便利なことですが、女性ホルモンの含有量が多いため副作用が現れやすいというデメリットも。
もっとも多いのは吐き気と嘔吐で、ほかにも倦怠感や頭痛といった症状もみられます。
生理を自分でコントロールするということは、本来体が持っている周期を乱すということ。
体に大きな負担を与えてしまうということを頭において、上手に活用しましょう。

まとめ

ピルの主な作用は、ホルモンバランスを変えることです。
体の自然なあり方に逆らおうとするのですから、体調の変化や副作用が起こるのは当然。実際に使ってみるまで、一体どのような症状が現れるのかと不安を抱えても無理はありません。

しかし、ピルを飲むことで現れる影響に対して心づもりができていれば、過剰に心配する必要はないはず。目的と体のバランスをうまく保ちながら、女性としての生活に取り入れていけるといいですね。

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